製造工程のヒミツ
うどんヘルメットのこだわり
バランスのとれた形
うどんどんぶりとしての使いやすさを大切にしました。
設計図をもとに3Dプリンターで試作品を作り、どんぶりの深さ・直径・つばの長さ・高台の高さ(器の足の部分)などのバランスを調整して、生産の土台となる金型が完成。
うつわとしての安定感がありながら、かぶったときのリアル感やフィット感も兼ね備えています。
うどんはもちろん、さまざまなめん、どんぶりメニューに合う丸みを帯びた形が特徴です。
※「うどんヘルメット大」の場合
原料の50%以上がお米由来
一般的にプラスチック製品は100%石油由来のプラスチックで作られますが、うどんヘルメットにはお米が原料のバイオマスプラスチック「ライスレジン®」を50%以上使っています。
お米が成長するときにCO2を吸収するため、焼却処分したときにCO2を出しても大気中のCO2はプラスマイナス「ゼロ」=カーボンニュートラルになります。
ライスレジン®の原料は、食用にならない古いお米や、お菓子や家畜のえさに使えない粉々のお米です。そのためお米の有効活用や農業支援にも役立っています。
近年、プラスチックごみによる海洋汚染は世界規模の環境問題としてクローズアップされてきました。株式会社サンリバーは、これまでの原料をバイオマスプラスチックに置きかえることで、環境問題の改善に貢献したいと思っています。
※ライスレジン®は、株式会社バイオマスレジン南魚沼の登録商標です。
ライスレジンを50%使用したプラスチックの強度は、一般的なプラスチックとほとんど違いはありません。安心してお使いください。
ほんのりとお米の香りがします。
製造工程
ライスレジン®の割合が高くなるほど、成形するときの圧力の調整がむずかしくなります。
圧力をかけすぎると金型からはみ出して固まり(バリ)ができたり、圧力が足りないと欠けてしまったりと、不良品になってしまいます。
ライスレジン®50%と高い配合割合でも品質の高い成形ができるノウハウがあります。